常世国往還記

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星屑ものがたり

2004/06/24(木) 14:37:13


マルホランド・ドライブ(cinema)
監督・脚本 デビッド・リンチ
ナオミ・ワッツ 、ローラ・エレナ・ハリング
2001年 アメリカ
展開といい、画面といい、デビッド・リンチらしい作品。
夢と現実がシームレスに交錯します。

話をストレートに解釈すれば、よくあるタイプの女の子、ベティ (ないしダイアン) とリタの愛憎物語なのですが、ダイアンという一人の女の二面性を描いたものと受け取れないこともない。というのも、ベティとリタ、違うようでいてなんとなく似ているのです。






少女に対する成熟した女、華奢と豊満、ブロンドとブルネット、一見正反対の二人ですが、ベティもリタも一種の匿名ですし、リタがブロンドのかつらを被り、化粧を変えると、何だか二人似たような感じになっちゃうんですね。

田舎出の純朴な少女が、憧れの街ハリウッドで表面的には成功をおさめながら、あるいは夢破れて、かつての無垢な自分自身との葛藤から破滅する物語 (たとえばマリリン・モンローのような) にも思えます。

青い鍵を手にしたのは誰?
ベティもリタも、ダイアンの虚しい自慰の夢にすぎないかもしれません。

マルホランド・ドライブは、ロスの街を見下ろす高台を走る道路です。曲がりくねった道の途中には、思わぬ出来事が待ちうけていて。
角を曲がるとそこに待っているのは夢でしょうか、はたまた死神なのでしょうか。

冒頭でリタがよろよろと崖道を下って行くシーン、下の街の明かりが星を散りばめたように輝いています。
前作 「ストレイト・ストーリー」 で夜空の星を見上げた監督は、今度は地上の星屑を見下ろすのですね。

歌を歌っているのは、あれは私じゃない。
偽りの人生に幕が降りるとき、喝采は無く、沈黙があるばかりです。
お静かに、お静かに。

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見た映画(DVD)TB:0CM:0
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