常世国往還記

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読書と映画の鑑賞記録。
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ビューティフル・マインド (cinema)

2004/06/16(水) 23:32:27


ビューティフル・マインド
監督 ロン・ハワード 
ラッセル・クロウ エド・ハリス
ジェニファー・コネリー
2001年 アメリカ

誰の話?

ナッシュ像が原作とあまりに違うので、愕然。
本を読んだ限りでは、ナッシュはとてつもない自信家で、こんなにオドオドした不器用な人間とは到底思えません。

それはともかく、映画は映画で、とてもよく出来ています。
最初から別ものと思って楽しめばよかったのですね。

原作は、ナッシュ本人よりも、夫人を中心とした周囲の人々や、彼を取り巻く環境に焦点が置かれていました。
対するに、映画はあくまでもナッシュ自身の闘病生活を描いたもの。彼の強い不安やパニックが、観客にはデビッド・リンチ風のサスペンスとして迫ってきます。




特にうまいなあと感心したのは、彼の優れた才能がもたらす「多様な視点」が、妄想に転化してゆくところ。
ごくありふれたシチュエーションから誰も考えつかなかった理論を構築し、夜空に散らばった星屑から恋人の望むかたちをあざやかに作り出す一方で、何の関連も無い雑誌や新聞記事にまで秘密の信号を読み取ってしまう。

ルームメイトは、友達になりたかったのに遠ざけてしまった学友、小さな女の子は、愛するアリシア、そして敵となる男は、彼自身。
心のなかにあるものが、外部の存在として認識され、自分の内と外の区別がつかない混乱の様子が非常にうまく描かれています。
寛解の解釈も、なるほどと思いました。

カメラワークも、とても美しい。
メッセージ性はあまりありませんが、この種の病気をとりあげた作品として、「カッコウの巣の上で」などよりも名作だと思います。

ジェニファー・コネリーの可憐な美しさも魅力的でした。ただ、ナッシュ夫人の頭脳明晰な有能ぶりがほとんど描かれず、ただのきれいで健気な奥さんになってしまったのが、少し残念です。

あとつまらないことだけど唯一の傷は、ラッセル・クロウのキスがうますぎ
ラッセルったら、他に濡れ場がないものだから、つい、いつもの調子でやっちまったんでしょうね。
あんな男が、ありえない!!と、思わずつっこんでしまいました(笑)。

まあ、態度のでかいプレイボーイで女性経験豊富な、原作どおりのナッシュなら、こういう「成功率計算済みのキス」も何気にこなしそうですが。


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見た映画(DVD)TB:0CM:0
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