常世国往還記

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カルト集会に参加する

2007/06/09(土) 18:44:28

ひょんなことから、カルトの集会に参加しました。
ふるい友人と久しぶりに会う約束をしたら、当日になって急に「他の友達も来てるんだけど、一緒でもいいかしら」と言われ、なにか妙だなと思いつつも、何の気なしに承諾したら、実はそういうことだったわけです。

そこで即座に「こんな話なら、私は嫌だ」と宣言して帰ってもよかったんだけど、場の空気を乱すようだし、友人に悪いし、それに、どんなもんかしらと好奇心も手伝って、つい調子を合わせてしまいました。
まさに相手の思うツボ。2号にはさんざん気をつけろと言ってるくせに、だめじゃん。

それにしても、こういう人たちってやり方がほんとに上手です。
もちろん、「カルト」なんて、おくびにも出しません。「宗教」とも言いたがらない。まあ、「宗教法人」と冠がついてるのに、繰り返し「違います」と言うのが既に怪しさ100%ですが、ともあれ、あくまでも「学習会」「お勉強」と称します。
メンツは、友人も含めて、裕福そうで、きれいでお洒落で華やかな奥様ばかり。どういうものか、やたらビーズアクセサリを付けてる人が多かった。様子から見て、当然本物のジュエリーや高級ブランド品を持っているであろう層の人たちが、そろいもそろって、ビーズ&ノーブランドなところに、なにやら意図が感じられます。

皆が円座になって、社交クラブみたいな当たり障りの無い自己紹介が終わると、あらかじめ決めてあるらしい「本日のお当番さん」が、「お話」を始めます。中身は、この会でお勉強したおかげで、こんなに幸せになりましたという「体験談」。
というと、いかにもうさんくさいけれど、その話し方がまた、誠実そうで、感じよくて、嘘くさくない。ほんとうに巧み…というか、ご本人は、夫の出世や、子育ての成功や、思わぬ収入増などの「幸運」が、すべて会のおかげだと、心から信じているのでしょう。
他の美しき会員の皆様は、ポイントごとに、タイミングよくにこやかに頷き、笑い、感動し、拍手などして、なごやかに盛り上げます。

さて、このグループの中に、私ともう一人、彼女たちとは明らかに雰囲気の異なる、地味な感じの主婦が参加していて、やがてわかったのですが、本日のメインエベントは、この方の勧誘なのでした。お当番さんのお話のあとは、数名ずつのグループにばらけ、グループリーダーとおぼしき女性が、入会希望者に張り付いて、一本釣りにかかります。
現状に不満のある人が、「勝ち組」のオーラむんむんの彼女たちに囲まれ、夢のような成功談を聞かされ、「さあ、あなたも仲間に入って幸せになりましょう!」と言われたら、ついその気になるのも無理はありません。私も勧誘されちゃうのかな?と、怖いもの見たさでドキドキしてたら、あらら?私はスルーですか。
どうも、一目で「アレはダメね」と選別されてしまったようです。あれ、私、がっかりしてる。なんだか、「幸運の扉」から締め出されたような気分です。

これだ。
「入って~入って~」などと、大学の体育サークルみたいなベタな勧誘などしないのです。そんなことしたら、せっかく寄ってきたものも、怯えて逃げ出すに決まっていますから。強制はしません。あくまでも自由意志による入会(入信)が建前です。
撒き餌をし、他の魚が先に行くところを見せ、あわてて向こうから食いつくのを待つ。鮎釣りとはちょっと違うけど、こういうのも一種の友釣りだな。
オウムも、この手を使ったのでした。宗教などとは関係なさそうな、健康ヨガ教室に生徒を集め、それとなく教義を吹き込み、目ぼしい生徒に「位」を与えて優遇し、それを餌に残りを釣り上げる。人の心理を利用したうまいやり方です。

う、ちょっと危なかった。


帰宅後、どっぷり浸かってるふうの友人が気になり、「大先生」のお名前を手がかりにネットでぐぐってみました。
たぶんコレ、という団体がひとつヒットしました。幸い、ネット情報で見るかぎりでは、変なオカルト思想だとか、高額インチキグッズ販売などの極端なぼったくりはやっておらず、今のところ、家族が困っているとか騙されたとかいう話も無い。この手のものの中では、比較的たちのよさそうな団体でした。ネットだけでは何とも言えませんが、まあ、少し安心しました。
カルトが、すべて有害と決まっているわけではありません。
友人は、若い頃から何かと悩みの多い人生を送っています。少々胡散臭くとも、彼女にとって、そこが心の休まる場所なら、お布施に見合うだけの価値はあるのでしょう。

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なみま雑記TB:0CM:0
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