常世国往還記

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現在・過去・未来

2007/04/30(月) 22:51:31

日本という国
日本という国(book)
posted with amazlet on 07.04.30
小熊 英二
理論社 (2006/04)

著者は現在スーファミじゃなかった、慶応SFCの先生をしておられます。慶応ではよろず福沢先生のお話をすると、たいへん喜ばれますので、著者も現職に就かれるにあたって、改めてその著作等を読み直され、そんな中から副産物的に生まれた本ではないかと想像します。

理論社の「よりみちパン!セ」(パンのあとのびっくりマークは!何でしょうか!最後に「。」も付けてみると、よりイイ感じになるのではないでしょうか)シリーズの一冊。ヤングアダルト向けの新書で、対象は中学生以上とのことですが、うっとうしいくらいルビが振ってありますので、小学校の高学年くらいから楽に読めるでしょう。

しかし、本に限らず、大人向け読み物=基本ルビなしになったのは歴史的に見れば最近の話で、明治時代は新聞にだって、山ほどルビが入っています。当時は大人になっても漢字が読めない人が珍しくなかったからです。今の日本では、それだけ教育が国民全体に浸透したということですね。

第一部では、現在当然のように行なわれている「国民皆学」を提唱した福沢諭吉の「学問のすゝめ」から話を始めて、明治維新以降の日本の本格的な近代化とはどのようなものであったか、その結果、何が起こったかを説き、第二部では、第二次大戦終結から今日まで、日本がたどった道筋を、国民生活、政治、経済、外交など、いろいろな方向から見ていきます。

イデオロギー的な偏りを抑え、極力文献(子供向けにやさしく書き直してあります)と事実に語らせようとしており、状況を「どのように解釈するか」は読者の判断にゆだねてあります。とはいえ、従軍慰安婦問題など存在しないと考えるような、歴史修正主義の人々にとっては、これでも充分偏向的なのかもしれませんが、たとえば小中学生に、例の「美しい国」とやらの抽象論を具体的に考えさせてみるときの、副読本として活用できそうです。

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