常世国往還記

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さまよえる魂

2007/03/15(木) 17:15:32

安徳天皇漂海記
安徳天皇漂海記(book)
posted with amazlet on 07.03.14
宇月原 晴明
中央公論新社 (2006/02)


吾妻鏡などの史料をもとに、奇怪な霊体となって中世鎌倉期をさまよう安徳天皇が引き起こすさまざまの怪異と、その漂泊の顛末を描く伝奇小説。

白眉は、鎌倉三代将軍実朝とのかかわりを中心とした第一部。
巧みに史実とからめたエピソード、金塊和歌集の引き方もみごとで、伝奇小説の面目躍如。実朝の非業の死から後日談に至るまで、小姓の若者の視点から一息に読ませます。第一部のみで終わっても充分なほどの読み応えです。

舞台を中国に移す第二部は、風呂敷の広げすぎか、やや失速。文章も散漫です。殊に、肝心のクライマックスで、視覚的な造形に頼りすぎて、物語の面白さが後退してしまうのは勿体無い。今どきの理屈っぽいアニメか、ライトノベルの安い臭いがしますが、それでも、全体にはまずまずよく出来たお話だと思います。

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