常世国往還記

本と映画のノート



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

カテゴリー

最新の記事

過去ログ

ブログ検索

FC2ブログランキング

RSSフィード

プロフィール

かもめ

Author:かもめ
読書と映画の鑑賞記録。
日記もちょっとだけ。








ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサーサイト

--/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告

プロパガンダ?(ネタバレあります)

2006/11/20(月) 17:04:51

Vフォー・ヴェンデッタ 特別版
Ⅴ フォー・ヴェンデッタ(cinema)
監督 ジェームズ・マクティーグ
ナタリー・ポートマン,ヒューゴ・ウィービング,
スティーブン・レイ,ジョン・ハート
2005年 イギリス/ドイツ
posted with amazlet on 06.11.17
舞台は未来のロンドン。夜間外出禁止令をおかした少女イヴィーは、権力をかさに着たゴロツキのような秘密警察官たちに乱暴されそうになる。そこへ現れたのは、奇妙な仮面を被った謎の人物。彼?は、瞬く間に男たちを倒し、呆然とするイヴィーを「音楽会」に誘う。しかし、彼らが向かったのは、ホールでもスタジオでもなく、とある建物の屋上。そこでイヴィーが目撃したものは、長い年月をかけて入念に準備された、壮大な復讐劇の序曲だった。
ファシズムと管理社会に対する抵抗を描いた、ベタベタの政治映画……かな?


クサイです。ファシズムも管理社会も、壮絶なくらい紋切り型。コドモ騙し。
まあ、原作がマンガじゃ、こんなもんか。途中で見るのやめちゃおうかなーと思ったくらいでしたが、進行につれて、いろいろとひっかかるところが出てきて、結局終わりまで観てしまいました。
この映画、果たして見た目どおりなのか、それとも。

表面的には、ナチを思わせるファシスト政権から国民を解放し、抑圧された人間性を回復して、自由を取り戻す、というストーリーです。
しかし、その手段が暴力的なテロ行為って、どうなの?(無関係の一般市民も巻き添えになっているはず。それはいいのか?) とか。

あるいは、?がイヴィーに対して行ったことは、彼女の人格や意志を尊重しているとは思えない件。(私が彼女なら、まずVをぶん殴りますね。許さん。)目的が正しいのだから、結果として彼女のためになるのだから、OKだ、というのなら、結局、政府が治安を維持するためとか、国民を守るためと称してやっている管理政策と何も変わらないんじゃないの? とか。

なかなか印象的なラストシーン、あれも、「みんなの心がVと一つになった」という表現とも取れるけれど、逆に、Vの思想に踊らされた大衆の、(人間性の回復とは対極にある)個性喪失の象徴にも思われます。

独裁政権を倒した、そこまではいい。しかし、果たして、あの馬鹿げた仮面をはずしてからも、人々の心はひとつであり得るのでしょうか。残ったものは、混沌と、権力をめぐっての同士討ち、なんてことにならなきゃいいですが。
2005年公開ということで、例の戦争との関連も考えてしまいます。


wikiによれば、原作はこれほど変な話ではなく、ありがちなコミックのようです。?も男性ですし。
そういえば、ヒューゴ・ウィービング、どこに居たの?と思ったら、声の出演だったのね(中身もそうだったのかな?)。相手役のポートマンとは親子ほど?の年齢差がありますが、しかしこの、呆気にとられるくらいラジカルなジェンダーレス思想を土台にしたラブストーリー(私にはちょっとついていけない…)にあっては、この際、歳の差くらいどうでもいいか、という気分になるのも、ある意味凄い映画です。

 
スポンサーサイト
見た映画(DVD)TB:0CM:0
<< 絵画療法ホーム全記事一覧島々をむすぶ物語 >>

コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://segrokamome1.blog27.fc2.com/tb.php/321-15572d2e

Copyright(C) 2006 常世国往還記 All Rights Reserved.
template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。