常世国往還記

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予想外割引

2006/11/07(火) 17:35:34

バッド・ニュース
ドナルド・E. ウェストレイク 木村 二郎訳
早川書房 2006年

コソ泥のジョン・ドートマンダーと仲間たちがかかわる奇天烈な事件を描く、シリーズものの一作。
盗みで生計を立てている…とは言っても、泥棒貴族などとは程遠く、極めて庶民的な生活を営んでいるジョンたちだが、グループの一員ケルプが出会い系犯罪サイトで拾ってきたのは、墓地の棺おけすりかえ作業という、これまたしようもない半端仕事。しかし、彼らのプロの勘は、裏にある犯罪の臭いをかぎ当てた。これはおいしい山かも!
さっそくジョンたち四人組は、素人くさい二人の詐欺師の仕組んだアイデアに、分け前を狙って無理やり首を突っ込んだ。しかし、世の中はそんなに甘くない。裏をかいたりかかれたり、意外な展開の連続に知恵の種も出尽くしそう。二転三転、四転、五転、…果たしてこの話にオチはつくのか?


すっとぼけたキャラクターに、コミカルな文章、テンポの早い展開が小気味のいい、ユーモア犯罪小説。出る奴出る奴小悪党ばかりで、極悪といえるほどの大物はおらず、カモもカモなりに悪い連中で、騙されて気の毒というほどのことはなく、うまくいった部分と、失敗した部分とを合わせて、犯罪全体の収支決算が“トントン”におさまってしまいます。…というのが、冒頭で盗みをしくじって帰宅したジョンに対する恋人メイの述懐でもあるわけで、おそらくこれが、シリーズのテーマなのでしょうね。
だからね、割引ったって、向こうが言うほどトクにならないんだって、ということかな。

 
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読んだ本TB:0CM:0
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