常世国往還記

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夜の堕天使

2006/11/02(木) 15:39:45

ブラック・ダリア.jpgブラック・ダリア(cinema)
監督 ブライアン・デ・パルマ
ジョシュ・ハートネット,アーロン・エッカート
スカーレット・ヨハンソン,ヒラリー・スワンク
2006年 アメリカ
ミスター・ファイアとミスター・アイス、ボクサーあがりの刑事ふたりの友情と、その悲劇的な顛末を、大戦後間もないロサンジェルスの闇を背景に描いたフィルム・ノワール。

テレビCMでは、謎の「ブラック・ダリア事件」を追うミステリ映画のようでしたが、実は、お話のメインはミスター・アイスことバッキーの視点で追う、1940年代後半の退廃的なロスの街と、その中で必死に生き延びようともがく人々の姿。タイトルに掲げられた「ブラック・ダリア猟奇殺人事件」は、彼らを侵す病理の一象徴にすぎません。

原作は、一貫して戦後アメリカのダークサイドがテーマのジェームズ・エルロイ作品。
黒髪の主人公や、セピアがかった暗めの画面で、雰囲気を出していますが、主人公のバッキーがナイーブな善人なので、話としてはやや平板になってしまいました。ヒロインのケイとバッキーの親友リーのいわくありげな関係も、さらっと流されて、最後が予定調和的にまとまってしまったのは惜しい。
熱演はスワンク。一種異様な悪女役が強烈な印象です。しかし、彼女にからむ事件の種明かしも、駆け足で過ぎてしまって拍子抜け。

なにせ、原作があの厄介なエルロイですから、盛りだくさんすぎて、まとまらなかったのでしょう。
こうしてみると、同じエルロイ原作ものでも、「L.A.コンフィデンシャル」は、アカデミー賞取るだけあって、刈り込みが上手で、映画としては一段上等でした。そういえば、ミスター・ファイアことリー刑事は、「L.A.…」でラッセル・クロウが演じたバドのバリエーションです。きれいなお姫様をはさんだ三角関係も、似ていなくもないですね。
 
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見た映画(DVD)TB:0CM:0
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