常世国往還記

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地下鉄サリン裁判

2006/09/19(火) 18:13:24

オウムの松本被告死刑確定に関して、精神鑑定にあたった加賀乙彦氏の見解が印象的でした。
被告の精神的な混乱が「詐病である」とする検察側に対し、そうではないと主張しているのですが、これが必ずしも弁護側にくみするものではなく、「拘禁反応」としているところが面白いですね。

10年以上も未決囚のまま、狭いところに閉じ込められていたから、ストレスでおかしくなっちゃったんだという。
能力の有無を言っているのではなく、現状では公判に耐えない。だから、現在の精神症状を治療した上で、あらためて責任を問うべきではないのか、とおっしゃりたかったのだと思いますが、結局裁判所は「今は裁判できない」という点だけを酌んで、抗告棄却の措置をとったようなかたちになりました。

どういう経路をとるにせよ、結論は同じなんだから、とっとと片付けてしまうというのも一つの考え方ではありますが、あれだけの大事件を、うやむやで終わらせてしまって大丈夫なのか、再発防止のための分析は充分に行われているのかとの疑問が残ります。
アーレフの大捜索もいいけど、オウム関連だけが宗教犯罪の温床とは限りません。信教の自由と法の執行の線引きをどうするのか、きちんと議論はなされたのでしょうか。

拘禁反応については、加賀氏に、素人にも読みやすい解説があります。

 死刑囚の記録

これは、死刑囚へのインタビューを記録・分析した著作です。
人権上、また人間の精神の本質をさぐるにあたっても、非常に意義のある研究ですが、何ともつらい作業をよくぞ、と思います。先般読んだ「人間の暗闇」にも通じるところがあります。

 
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