常世国往還記

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コモンセンス衰亡記

2006/08/28(月) 18:54:02

大転落(book)
イーヴリン・ウォー 富山太佳夫訳
岩波書店(岩波文庫) 1991年

イギリス階級社会のホンネとタテマエの間で翻弄される、善なる凡人・ペニーフェザー君の苦闘を描くユーモア小説。
徒手空拳の軽輩である主人公が、とんでもなく不運な境遇を渡り歩きながら、あっちでど突かれ、こっちでど突かれしているうちに悟りを開くという、ど突き漫才のような体裁になっています。

文春から出ているウッドハウス選集の巻末に、ウォーのウッドハウス讃があって、ウォーって真面目でお堅い作家のイメージがあったので、ええー意外!と驚いたのですが、この処女作はなんと、一応お笑い系なのでした。少なくとも作者本人は、笑ってもらう心算で書いたようです。
しかし、万人受けする他愛の無いユーモア小説って、誰でも書けそうに見えて、なかなか難しいものですね。ユーモアというには高踏的で、少々風刺ふうの毒も効きすぎて、お笑いとしては、いささか滑っちゃっています。痛い。

生涯ユーモア作家を貫き、ただのヒトカケラも理屈を挟まなかったウッドハウスって、ウォー先生のおっしゃるとおり、確かにすごいかも。

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