常世国往還記

本と映画のノート



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電気羊の未来

2006/06/03(土) 17:05:59



インターネットビジネスとその周辺環境について、初期から現在に至るまでの推移を俯瞰し、将来あるべき姿を考察した本。

平易にまとめてあります。キーワードも適切です。
この期間を身をもって経験してきた者には、特に目新しいことは見当たりませんが、昔しか知らない人(≒こちら側)と、比較的最近インターネットを始めて、現在の情況しか知らない人(≒あちら側)は、一度目を通しておくのも良いと思います。

未整理の情報の中でアップアップしていた頃、救世主のごとく現れたアイデア検索Googleも、もはや一大企業と化したのですね。

次々に新顔が登場し、おもしろく眺めてきたインターネット業界も、そろそろ成熟に向かい始めたようです。これは避けがたい流れなのでしょうが、私は多様性を愛する人間なので、著者のようにネット一辺倒にはなれない。むしろ、たとえばGoogleの急激な肥大化には一抹の危惧を感じます。
1-0、あちら対こちら、中と外という、単純な二元論は、とってもわかりやすいけど気持ち悪い。

「バベルの図書館」は、発想としては確かにロマンですが、電気信号の集合体、しかも複雑怪奇な装置と仕掛けを介してようやく手の届く情報、というのは、中身の信頼性うんぬんはさておき、なんだかえらくはかないもののような気がするんですよね…。時々、ペーパーバックアップ(笑)ってことを、まじめに考えてみたりします。
「あちら側」の価値は大いに認めますが、すべてをゆだねたくはありません。多分、個人的にはずっと、グレーゾーンにとどまったままで終わるだろうと思います。

入力カードと穿孔機の話が懐かしかったです。
当時、私が通ってた大学ではコンピュータは全部で三台しきゃなくって、それもお高いので通産省の中古払い下げ。それを研究から事務から学生から、全員でシェアするもんだから、どんな単純な処理でも一日待ちとか普通だった(学生は後回しだし)。便利なんだか不便なんだか、実のところよくわからなかったけど(いや、大量データの単純処理以外は、手作業のほうがずっと早かったと思う)、物珍しさからあれこれやってました。
モニターもついてない穿孔機を、おぼつかない手つきで打って。AAってその頃からあったんですが、気の狂いそうな作業でしたよね。
ちなみに、当時コンピュータにまつわる最大のトホホは、電算室に下りる階段(コンピュータは環境の安定している地下に設置されることが多かった)ですっころんで、菓子箱に入った大量のカードをぶちまけてしまうことでした。ま、時間はかかっても、カードは拾って並べなおせば元通りになりますから、フリーズ→フォーマットよりマシと言えなくもありませんが。
海の向こうでは、モニター上で何でもできるアップルとかいうコンピュータが完成したらしいとの噂が、風の便りに聞こえてきました。
もう四半世紀も昔のお話です。



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