常世国往還記

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人生を巡る15の旅

2006/04/30(日) 15:25:44

夜の旅その他の旅(book)
チャールズ・ボーモント著 小笠原 豊樹訳
早川書房 1978年

ホラー、ミステリ、奇想天外な落とし噺から、まっとう至極で短編小説のお手本のような掌編まで、次々と毛色の違う作品が飛び出す、飽きのこない短編集です。
巻末の訳者あとがきも素敵なので、どうぞ読み忘れなく。

黄色い金管楽器の調べ: 牛と闘牛士と、二つの命を生け贄に、宿命のトランペットが鳴り響く。
古典的な事件: そう。昔からあるんですよ。アキバ系とおっつかっつだと思いますね。何でこんなものがそんなに好きなの?
越してきた夫婦: 郊外の静かで退屈な住宅地に展開するホラー。出来上がっているコミュニティに後から参加するのって、それでなくても勇気の要るものですが。
鹿狩り: 「仔鹿物語」ですね。生き物の小さな命を通して、人生の覚悟のほどが問われる話。
魔術師: 老手品師の最後の興行とそこで起きる悲劇。人はささやかな夢を見ていたいのです。永遠に。
お父さん、なつかしいお父さん: SF調の小咄。タイムマシンで時間をさかのぼるという、ありがちなお話なのですが…。
夢と偶然と: 古今東西、落ちる夢をネタにした話は数あれど。なあんだ、またか、と言わず、最後まで落ち着いて読むこと。ページ割は、偶然? それとも故意なのかな。
淑女のための唄: 思い出の船、思い出の旅。
引金: 究極のサイコミステリか。立証は困難でしょう。
かりそめの客: 大統領のボケ。盛大に突っ込みましょう。
性愛教授: セックスドクターの苦闘。お疲れ様でした。ウホッ!て奴かと思ったら違いました。1000ドルでは引き合わないと思います。
人里離れた死: カーレーサーの生命を賭けた駆け引き。原題は「Death in the Country」です。難しい訳ですね。
隣人たち: 「越してきた夫婦」と同じような展開かと思ったら。こんなわけないだろ!と思わなくもないけれど、こうあって欲しいです。
叫ぶ男: 甘ったるいヒューマニズムが最大の罪であるということなのでしょうか。修道院長の諦念についても考えさせられます。
夜の旅: ほんもののジャズは、夜の旅。芸術のデモーニッシュな面を描いた話。トーマス・マンの「ファウスト博士」のジャズ版といったところです。うっかり手を出すと、ヤケドするよ。


 



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コメント

きのう、ジャズみたいなセックスする?
BlogPetのありす #-|2006/05/01(月) 09:44 [ 編集 ]
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