常世国往還記

本と映画のノート



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読書と映画の鑑賞記録。
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やぶにらみのイソップ

2006/04/26(水) 16:30:25

炎のなかの絵

ジョン・コリア著 / 村上 啓夫訳
早川書房 (2006.3)
通常24時間以内に発送します。


ブラックユーモアを散りばめた、悪魔的なファンタジー。
省略とほのめかしが独特の雰囲気をかもし出す、大人の童話集です。

夢判断: 落ちる夢の話。さて、誰に責任があるのでしょうか。

記念日の贈り物: 少年起業家が凄腕です。

ささやかな記念品: 不幸の記念品蒐集家。悪趣味ですね。

ある湖の出来事: 博物学が趣味の男と、俗物の夫人。こういう夫婦っているんですよねえ。でも、結局、珍しい経験をしたのは奥さんのほうでした。残念。

旧友: 古き良きパリと青春の思い出に捕らわれて、すべてを失う男の話。

マドモアゼル・キキ: …と言えば、前作の流れからモンパルナスのキキのことかと思いましたが、舞台は生臭い漁港、キキは猫の名前です。数あるネコ小説の中でも白眉。猫好き必読。

スプリング熱: 実際、よくあることではないでしょうか。作品のほうが作者より上等だったというお話。

クリスマスに帰る: 何事もスケジュール通り。いい奥様です。

ロマンスはすたれない: 人生、一瞬先は闇。あとはどうなったのかしら。

鋼鉄の猫: 後悔先に立たず。

カード占い: あたり外れよりも、解釈が大事。

雨の土曜日: こんなことだろうと思った。秘め事は秘め事のままにしましょう。

保険のかけ過ぎ: 本末転倒。

ああ、大学: 大学の勉強なんて、将来何の役にも立たない…のかな? だからって、このお父さんも極端だけど。

死の天使: 食い物の恨み。

ガヴィン・オーリアリ: ノミのサーカス。これは楽しい。

霧の季節: 2×2=4倍の恋の物語。もうおなか一杯です。

死者の悪口を言うな: 藪から蛇が出ました。せっかくだから、そういうことにしておきましょうか。

炎のなかの絵: ほんとの悪魔は私でしたというお話かな。確かにコリアという作家は悪魔っぽい。

少女: 赤頭巾ちゃん気をつけて。おとうさんが鈍すぎます! どれが誰のセリフか、一瞬混乱するのがポイント。ハイ、サヨウナラでラストです。


どれも面白かったけれど、「マドモアゼル・キキ」と、「ガヴィン・オーリアリ」のファンタジー二本が特にお気に入りです。


 






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