常世国往還記

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三すくみ

2006/04/15(土) 00:59:56

学校崩壊

学校崩壊(book)
posted with 簡単リンクくん at 2006. 4.15
河上 亮一著
草思社 (1999.2)
通常2-3日以内に発送します。


著者は公立中学の先生で、かの「プロ教師の会」のリーダー。
教師による教育論というと、(無理もないんだけど)とかく一方的な学校擁護と文部省・家庭批判になりがちなので、この著者についてもこれまであまり興味がなかったのですが、先日TV番組でコメントしているのを聞いたら、意外に冷静なご意見。特に「現在学校は窮屈な場所になっている」という点に共感できるものがありました。
とはいえ、短い時間内では、この言葉の真意がどのへんにあるのか、よくわからなかったので、ちょっと古いけど、代表的著作であるらしい本書を読んでみました。

まあ、結局思ったほどではなかったというか、学校の現状について縷々述べてあることは、公立中学にかかわった者ならもはや常識ですし、ご意見の骨子はまさに学校擁護と文部省・家庭批判なので、ちょっとあてが外れた。

ただ、本書の救いは、多少なりとも大局的な視点があることでしょうか。結局、学校(=教師)・行政・家庭がそれぞればらばらの考えで動いていて、当の子供が宙に浮いてしまっているのが問題なのではないかと。どうも、「何のために教育するのか」という出発点が見えなくなっちゃってる。家庭は近視眼的になりがちだし、行政は抽象的な絵ばっかり描いてる、教師は日常業務をこなすので手いっぱい。これじゃ子供は、どっちが正しい方向なのかわからない。だから逸脱しだすと戻ってこられなくなっちゃう。

これを、現象面だけ見て対症療法でなんとかしようとするから、家庭が過剰なお受験に走ったり、逸脱した生徒が戻るのを待てずにそのまま学校から(社会から)はじき出してしまったり、珍妙な教育方針?を打ち出してみたりと、本質的な解決にならない無駄な努力を重ねてしまうのでは。

まあ、その点、もう専業主婦は不要、今後、女性もすべて職業を持つこととて、この機会に、もはやめいめいの仕事で忙しい父母による「家庭教育」などあてにせず、就学前教育の義務化、託児業の充実などをはかるのは、前向きで結構な政策かも(いっそ共産国家のシステムにならっては?(笑))。

愛国心に満ち満ちた大人コドモを大量生産、なんてことになったら、シャレになりませんものね。

 
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