常世国往還記

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孤立

2006/04/01(土) 17:29:01

ゴッドファーザー PART II

ゴッドファーザー PART II(cinema)
監督 フランシス・F.コッポラ
アル・パチーノ ロバート・デュバル ダイアン・キートン
ロバート・デ・ニーロ
1974年アメリカ
posted with amazlet on 06.04.01


マフィアのコルレオーネ一家の栄枯盛衰を描いた「ゴッドファーザー」三部作。
不世出の大ボス・ビトーの死と三男マイケルがドンを継承するまでのいきさつが中心のパートⅠは、何度見たかわからないくらいお馴染みなのに、どういうわけかⅡとⅢはちゃんと見たことがなかった。
このあいだ、BSのアカデミー賞特集で放映したのですが、200分の長編を2時間半程度に圧縮してあって、途中から見たのも悪いんだけど、話が見えず、何がなんだかサッパリ。
消化不良でたいへん気持ちが悪かったので、一念発起して、とりあえずⅡ(二枚組)をレンタルしました。

Ⅰのような、ドンパチアクションは少なく、影の濃い沈鬱な映像。華やかさが無い分、娯楽性に乏しいですが、ビトーの立志伝とマイケルの苦悩を対比させた“マフィア今昔”とでもいうべき仕立てが面白く、3時間を超える大作を一気に見てしまいました。

貧しい移民として出発したビトーの時代、“力”は主に家族/仲間の名誉と暮らしを守るために使われ、ファミリーが大きく強くなるにつれて、彼らの結束はますます固まっていく。彼は名実ともに家長であり、彼に保護を求め、感謝し、欲得抜きで彼を慕う“ファミリー”に囲まれている。

しかし、マイケルの代では、マフィアは変質、血縁や義理人情のつながりよりは、金を介した「企業」の性格が強くなり、ドンへの求心性は急速に失われていきます。
ビトーに漂う血の匂いを嫌い、コルレオーネ一家の裏の顔を消して、娯楽産業という表の顔だけでやっていこうとするマイケルの悲願は裏目に出て、商売が成功すればするほど、裏切り・離反が相次ぎ、遂には、ファミリーの形を維持するために、ファミリー内部に向かって“力”が行使されるという、最悪の事態となります。
孤立するマイケル。もともと、ファミリーへの反発から出発した彼にとって、それは当然の帰結だったのかもしれないが…。


マフィアという特殊な集団をあつかってはいますが、アメリカ創成期から現代に至るまでの社会や家族の変遷とも、それとなくリンクしているのが興味深いです。

もはや頼れる親分ではなく、単なる犯罪企業の首領と成り果てているマイケルのその後は? 
パートⅢが待たれます。

 

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見た映画(DVD)TB:0CM:0
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