常世国往還記

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裏切り

2006/02/08(水) 00:47:37

第三の男

第三の男
監督 キャロル・リード
ジョセフ・コットン オーソン・ウェルズ アリダ・ヴァリ
トレヴァー・ハワード バーナード・リー
posted with amazlet on 06.02.08
ビデオメーカー (2005/04/23)


BSのアカデミー特集で放映。これで何度目になるのかな、やっているとつい観てしまいます。ネタも何も知り尽くしているのに、それでもまだ面白い。

グリーンの作品をいろいろ読んだので、そのあたりに照らしてみると、また違った面が見えますね。

アンナの見せる忠誠心は、恋愛感情でくくっても構わないようなものですが、グリーンの傾向から言えば、宗教的な感情につながるのかも知れません。ハリーはとことん背徳者ですが、すべてを知ってなお、自分自身の欲も得も捨てて、赦し愛すというのはもはや神の愛に近いものです。

それに比べると、愛する女のために親友を売るホリーの行動は、いかにも現世的です。警察に象徴される「社会正義」ではあっても、神の次元では正しくない。アンナがなじる通り、「裏切り」にすぎない。
自分でもそれがわかっているために、ホリーは故国を捨て、懺悔の道を選ぶ。

アンナが何度も何度も「ハリー」と「ホリー」を呼び間違えるのが可笑しいのですが、結局、両者は現世の修羅という同じ次元を生きている、似たもの同士ということでしょうか。

純文学の有名作家と勘違いされ、信仰に関する講演を頼まれて、ホリーが困惑するシーンも、なかなか意味深です。



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