常世国往還記

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スフィンクス

2006/01/31(火) 00:48:39

ダ・ヴィンチ・コード 上


ダン・ブラウン著 / 越前 敏弥訳
角川書店 (2004.5)
通常24時間以内に発送します。

ルーブルの館長ソニエールが何者かに殺害された。その遺体の周囲には円や数字や記号が描かれ、さながらダ・ヴィンチの“ウィトルウィウス人体図”の活人画(死んでるけど)であった。
ソニエールの不可解なダイイング・メッセージから、たまたま訪仏中の米国人ラングドン教授に容疑がかかる。そこへタイミングよく現れた、館長の孫にして政府の暗号解読官ソフィー。
彼女はたちまちメッセージの一部を解読し、警察の目をあざむいてラングドンを救出。
二人はダイイング・メッセージに託されたソニエールの遺志に動かされ、警察と謎の宗教団体の追及をかわしつつ、聖杯の秘密を探る危険な冒険にのりだすことになった。


映画をみる前にと思って、とうとう読みました。
キリスト教のタブーをテーマにした点が、「薔薇の名前」と似ていますが、これだけ宗教がらみでありながら、ちっとも宗教的でないところが、なんともアメリカ的というか。

サスペンス・ミステリとしては、とてもよく出来ています。暗号はどれも古典的ですが、なにしろ数が多いので。よくこれだけ考えましたね。作者の方、ご苦労様でした。
映画向きの小説です。舞台はルーブルに始まって、全編キリスト教の遺跡めぐりですし、タイトル通り、謎は美術・工芸がらみ。活字で読むよりもむしろ視覚情報があったほうが、わかりやすいし楽しいかもしれませんね。

岩窟の聖母」とルーブルの前庭は、どうにもイメージがわかなかったので、ネットで確認しました(昔むかし、はるばるルーブルに行ったら、休館中だった…)。
どちらも個人の方のサイトですが、作中で問題になっている部分がとてもよくわかりました。ありがとうございました。

ただ、残念なのは、エンタテインメントとしては上等でも、宗教性がないのと同様、芸術性(ないしは文学性)にも乏しいことです。これだけ名画や宗教美術が出てくるのに、あるのは大量のウンチクだけ。
それだけでもまあ、知的な刺激にはなりますが、せっかくダ・ヴィンチなんだから、ミステリ仕立てのツアーガイド本みたいになってしまったのが、ちょっともったいなかった。個人的には、もう少し何か、色付けが欲しかったです。

やはりウンベルト・エーコは偉大ですね。


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読んだ本TB:0CM:2
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コメント
こんにちは
当初ラッセルクロウが主役を演じると聞いていたので
思いっきりそういうイメージで読んでしまいましたが
トムハンクスになったそうですね。
映画でどれだけこの世界を描けるのか見比べたいです。
私はまったく美術に興味がなかったのですが
思わず愛蔵版まで購入してしまいました。
実際の絵を見ながら読むと細かい感じがつかめて
また別の面白さがありました。
また遊びにきます。
ペッタンコ #-|2006/02/27(月) 02:02 [ 編集 ]
いらっしゃいませ
コメントありがとうございます!
映画版の主演、そうだったんですか。
う~ん、アクションシーンなら、ラッセル・クロウのほうがかっこいいかもしれないけど、主人公は性格的にちょっと軽めなので、全体的にはトム・ハンクスかもしれませんね。
できれば両方見てみたいかな。
かもめ #-|2006/02/28(火) 16:42 [ 編集 ]
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