常世国往還記

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強く生きるために

2005/10/29(土) 21:31:03

悲しみの子どもたち―罪と病を背負って
岡田 尊司
集英社 (2005/05)
売り上げランキング: 7,863

著者は研究のかたわら、医療少年院の精神科医として臨床にあたり、さらに小説も物する(筆名:小笠原慧)という、多才な人です。
本書は、精神的に不安定なだけでなく、薬物使用や犯罪など、実際に問題を起こしてしまった少年たちの治療経験をもとに書かれたもので、症例とその分析が中心です。「少年A」あたりのライターの感想文と違って、説得力があります。

登場するのは病的に弱い子どもたちの話なので、一般的な子育てに直接には通じない点もありますが、弱い子どもは、社会におけるカナリヤのようなもの。彼らが起こすさまざまな障害は、今の子どもたちが成育する上での問題点をあぶりだします。

それに対する処方箋が、最後の第六章~第七章。おもしろいことに、この本の著者の主張は、ちょうど「お母さんはしつけをしないで」とほぼ正反対になっています。

幼児~子ども時代には規則正しい生活を習慣づけ、社会のルールをきちんと学ばせる(その中には学習習慣の獲得と基礎学力の充実も、自立した人生のための必要事項として含まれています)。
また、過剰に干渉せず、多少の不自由や困難には自力で対処させ、精神的な抵抗力を養うべきだとの意見は、非常に納得できるものがあります。

子どもが転ばないよう泣かないよう、四六時中先回りするのではなく、少々の失敗は覚悟の上で、その子なりの生き方をその子なりのペースで獲得するさまを、一歩はなれて見守ることが大切。
心しておきたいと思います。

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